アーモンドラボとは?
アーモンドラボは2023年より山形県天童市を中心に、日本全国各地でアーモンドの栽培に取り組んでいます。国内で一般に広く栽培されている「ダベイ種」だけではなく、食用として親しまれている「ノンパレル種」や「ホルスハーディー種」、そしてアーモンドの女王として知られる「マルコナ種」の栽培に取り組んでいます。
山形県内だけではなく、福島、群馬、長野や香川など17県でも栽培が始まっています。2024年12月現在で栽培農家は50軒程度ですが、2030年までに協力農家100軒、栽培面積1000haを目指して、普及促進を図ってまいります。
世界におけるアーモンド栽培
日本国内で流通するアーモンドのほとんどはアメリカからの輸入です。ところが、アメリカでのアーモンド栽培は2020年に過去最高となる400万トンを突破しましたが、以降は天候不順により減少しています。マルコナ種の主な産地であるスペインにおいても天候不順による供給不足が懸念されています。

国内でのアーモンド栽培
日本国内でのアーモンド栽培はまだまだ小規模です。要因はいくつかありますが、国内で栽培される品種は観賞用の「ダベイ種」が多く、食用アーモンド種の栽培が広まらなかったことが大きいと考えられています。

食用品種の栽培普及
当会では会員農家と連携し、食用として用いられる「ノンパレル種」「マルコナ種」を中心に栽培を行っています。アーモンドはモモと同じモモ亜属に属しており、栽培方法や病理障がいも似通っています。そのため「モモが栽培できる地域ではアーモンドも栽培できる」と仮説をたて、現在各地域で実証栽培を行っています。

加工流通の仕組み化
収穫されたアーモンドが、食べられる状態になるまでに、果肉の除去、乾燥、内殻の除去、薄皮の除去といった行程が必要になりますが、国内では加工体制が整っておりません。そこで、当会では安定供給のために、加工・貯蔵・運送の体制整備に取り組んでいます。

事業概要
団体名 | 一般社団法人アーモンド研究会 |
所在地 | 山形県天童市荒谷1973-100 |
連絡先 | mail@almondlabo.jp |
代表者 | 佐藤 隆 |
会員農家 | 50軒(2024年12月現在) |
設立年月 | 2019年12月 |
事業内容 | 1.アーモンドの栽培、販売促進 2.アーモンド栽培に関する技術指導および情報提供 3.前項に付随する業務 |

お問い合わせ
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